ゴールデンカムイ聖地巡礼第9弾。
新潟県にある白壁兵舎広報資料館に行ってきました。
こちらの記事では「白壁兵舎広報資料館」へ公共交通機関を使って行く方法、ゴールデンカムイ的な見どころなどを紹介していきます。
白壁兵舎広報資料館とは
- 陸上自衛隊新発田駐屯地内にある自衛隊の広報資料館
- 平成26年に現在の場所へ移設された
- 新発田城の史料をはじめ、日清・日露戦争から大東亜戦争終戦までの郷土部隊の遺品や写真資料、陸上自衛隊の災害派遣、国際貢献活動などが展示されている
- 当時陸軍の教範類がフランス式であったことからフランス風建築様式を採用
- フランス風建築様式と日本の城郭様式を併せもった建造物となる
- 純白の漆喰(しっくい)塗りであることから通称は「白壁兵舎」
- 映画「八甲田山」などの撮影にも利用され、当時の資料が展示されている
白壁兵舎広報資料館へのアクセス
- JR新発田駅前からバスで4分「神明前」下車、徒歩5分
- JR新発田駅からコミュニティバスで35分「新発田城址公園」下車
- JR新発田駅から徒歩約30分
- 新潟駅前からバスで60分「神明前」下車、徒歩5分
バスの本数がかなり少ないため、行きはバスに乗り、帰りは徒歩で駅まで行きました。
ゴールデンカムイと白壁兵舎広報資料館
若き日の月島軍曹が入隊したのが新発田の第2師団。
ということで、もしかしたら月島軍曹もこのあたりで訓練したり生活したりしていたのかな、と想いを馳せることができるスポット。
時系列にすると下記の通り。
ものすごい中途半端ですみません。
★マークはゴールデンカムイ15巻参照。
明治6、7年頃、新発田城内に新兵舎(白壁兵舎)が落成
★新発田の第2師団へ入隊するとすぐに日清戦争が始まる
日清戦争:
明治27年(1894年)7月25日から明治28年(1895年)4月17日まで
第2師団と日清戦争:
出征:明治27年10月26日
分屯:明治28年5月18日
明治27年10月26日、第2軍(大山巌大将)に編入され、新発田兵営を出発し、郡山より汽車で11月6日広島宇品港に着く11日間の行程
郡山までの行軍のあいだ、あらゆる戦闘を想定し、戦闘訓練をしながらの行軍であった
http://www.mod.go.jp/pco/niigata/HP/01-data/sirakabe/sirakabe2.pdf
当時の汽車の走るスピートは新橋-神戸間が500km20時間
ということを参考にすると、郡山-広島間は約1000km40時間
https://www.library.city.nagoya.jp/img/oshirase/adult2014/tomida_201409_3_2.pdf
明治28年5月18日第2軍の戦闘序列が解かれ、第二大隊は金州、第三大隊は岫巌、聯隊本部及び第一連大隊は九連城で分屯して占領地の守備勤務
分屯:軍隊を分けて駐屯すること
http://www.mod.go.jp/pco/niigata/HP/01-data/sirakabe/sirakabe36.pdf
★日清戦争が終わる頃、いご草ちゃんからの手紙が途絶える
★月島軍曹が佐渡に帰還、10日前からいご草ちゃんが行方不明と判明
★月島軍曹、明治29年陸軍監獄にて鶴見中尉と面会
日露戦争:
明治37年(1904年)2月8日から明治38年(1905年)9月5日まで
奉天会戦は明治38年2月21日から3月10日まで
白壁兵舎広報資料館の展示内容
▼外観
▼新発田城三階櫓
資料館の窓から見えます。
▼日清・日露戦争時の資料
▼白壁兵舎の概要
▼連隊旗
▼歩兵第16連隊訓練風景
▼新発田兵営配置図
▼シベリア出兵
▼満州事変
▼大礼服
▼衝立
新発田陸軍病院当時使用していた衝立
▼ノモンハン事件
▼支那事変
▼大東亜戦争
▼アメリカ製250kg爆弾
▼昔の生活
▼警察予備隊の帽子
▼自衛隊の活躍
▼映画「八甲田山」ロケ
▼フィギュア
▼陸上自衛隊新発田駐屯地
▼慰霊碑
隣の新発田西公園に建立された慰霊碑
▼狛犬
▼キャラメル
白壁兵舎広報資料館の売店で購入したキャラメル
以上、ゴールデンカムイ聖地巡礼第9弾でした。
白壁兵舎広報資料館に行かれる方はぜひ参考にしてみてくださいね~。
白壁兵舎広報資料館の基本情報
名称 | 白壁兵舎広報資料館 |
住所 | 〒957-8530 新潟県新発田市大手町6-4-16 陸上自衛隊新発田駐屯地 |
TEL | 0254-22-3151 |
時間 | 9:00~16:00 |
定休日 | 月曜日 |
料金 | 無料 |
駐車場 | あり |
交通機関 | JR新発田駅前からバスで4分「神明前」下車、徒歩5分 |
HP | http://www.mod.go.jp/pco/niigata/HP/sirakabe.html |
ゴールデンカムイ聖地巡礼一覧
ゴールデンカムイ聖地巡礼②北海道網走編その2 北方民族博物館
ゴールデンカムイ聖地巡礼④北海道旭川編 北海道護国神社 樺太国境標石