ゴールデンカムイ聖地巡礼第5弾。
北鎮記念館に行ってきました。
第七師団に関する資料いろいろ。
こちらの記事では「北鎮記念館」へ公共交通機関を使って行く方法、ゴールデンカムイ的な見どころ等を紹介していきます。
北鎮記念館とは
- 屯田兵や旧陸軍第七師団、陸上自衛隊第2師団などに関する約2,500点の資料が展示されている自衛隊の広報施設
- 30分または60分コースで、自衛官の方の説明を受けながら館内を回ることができる
北鎮記念館へのアクセス
- 最寄りの空港は旭川空港
- 旭川駅~護国神社前の路線バスで約15分、190円
北鎮記念館の展示内容
▼建物正面
▼第七師団総覧
旧陸軍は第七(しち)師団、陸上自衛隊の部隊は第七(なな)師団という読み方をするとのこと。
▼貴重な第七師団歴史
第七師団司令部に勤務していた黒川幸雄氏が、油紙に包んで畑に埋めておくなどして、命がけで保管しておいたもの。
最高軍事機密文書のため、終戦時には焼却処分命令が出されていました。
▼北辰旗
北極星を表しており、北海道開拓のシンボルとして使われていました。
開拓の村の中にある建物、旧開拓使札幌本庁舎にもこの旗が掲げられています。
▼軍服
▼射撃優秀の證と徽章と木杯
尾形はもらったことあるのかな?
▼エゾリス
▼上から2番目が村田銃
▼大礼服
第十八代第七師団長が鯉登行一陸軍中将(1941~45)
▼旭川偕行社
全部煙草の包み紙(?)で作られています。
▼当時はこんなに広かったらしい
▼スキー
板の裏面に「第七師団司令部物品」の刻印。
▼旅順攻略
館内にはたくさんのジオラマが展示されています。
一般人の方が趣味で作られていて、よく寄贈してくださるとのこと。
▼右が上等兵の軍服
▼弾薬盒
後ろは99式軽機関銃。
▼栗林忠道第七騎兵連隊長
▼加藤隼戦闘隊活躍の切り抜き
▼軍人勅諭網領
旭川駅から北鎮記念館まで通じている道路は、かつては師団通と呼ばれていました。
その途中にある旭橋の正面に、この軍人勅諭網領が書かれた旭日章が掲げられていたそうです。
▼寄せ書き
米軍のパラシュート爆弾に使われていた布地に書かれています。
日の丸の赤い布は帰国後に縫い付けられたとのこと。
▼自衛隊コーナー
自衛隊コーナーはこじんまりとしています。
ちょうど例の日誌を読んだ後だったので、余計に親しみを感じる海外派遣のいろいろ。
旭川市に拠点を置く陸上自衛隊第2師団からもイラクに派遣されることになり、黄色いハンカチ運動が展開されました。
▼すずらんの形をした街灯は、かつての師団通を灯していた様子を再現したもの
埼玉県朝霞駐屯地にある広報施設「りっくんランド」に次ぐ広さ。
一度説明を聞いて回った後、もう一巡りするのがおすすめです。
北鎮記念館の基本情報
名称 | 北鎮記念館 |
---|---|
住所 | 〒070-0902 北海道旭川市春光町陸上自衛隊旭川駐屯地内 |
TEL | 0166-51-6111 |
時間 | 4月~10月 9:00~17:00 / 11月~3月 9:30~16:00 |
休館日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日) |
料金 | 無料 |
駐車場 | 25台(身障者スペースあり) 大型車3台 |
交通機関 | 旭川駅よりバスで約15分 |
HP | http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/hokutin2/top.html |
旭川駅にある小規模のアイヌ展示コーナー
以上、ゴールデンカムイ聖地巡礼第5弾でした。
北鎮記念館に行かれる方はぜひ参考にしてみてくださいね~。
(訪問日:2018年5月13日)
ゴールデンカムイ聖地巡礼一覧
ゴールデンカムイ聖地巡礼②北海道網走編その2 北方民族博物館
ゴールデンカムイ聖地巡礼④北海道旭川編 北海道護国神社 樺太国境標石
ゴールデンカムイ聖地巡礼⑤北海道旭川編その2 北鎮記念館 ←今ここ