「JAL工場見学~SKY MUSEUM~」に行ってきたので、予約を取るコツや見学内容などについてまとめていきます。
JAL工場見学~SKY MUSEUM~
予約を取るコツ
予約は希望日の6ヵ月前の同じ日の9:30からインターネットでのみ受け付けをしています。
でも、6ヵ月も先のことなんて予定もわからないし、そんなに待ってられない…なんてこともあると思います。
そんな時は、直前キャンセルを狙っていきましょう。
こまめにHPをチェックしておくと、さっきまではなかったはずの空席が現れたりします。
こんな風に。
数ある工場見学の中でも特に人気の高いJAL工場見学ですが、キャンセルや変更がインターネットで簡単にできるので、ある意味予約が取りやすいとも言えます。
見学の概要
コース概要
航空教室約30分+展示エリア約30分+格納庫見学約40分
開催日と開催時間
毎日 10:00-11:40/11:30-13:10/13:00-14:40/14:30-16:10/16:00-17:40(1日5回開催)
※年末年始を除く
予約方法
予約はインターネットでのみ受け付けをしています。
初回は希望日を選択→お申込み情報(個人情報)登録→予約完了の流れですが、2回目からはメールアドレスとパスワードで簡単に新規予約・変更ができるようになります。
JAL工場見学のホームページはこちら↓
https://www.jal.co.jp/kengaku/
予約開始日
希望日の6ヵ月前の同日9:30から予約開始。
3月1日に見学をしたい場合は、9月1日の9:30から予約が始まる、というような感じです。
見学料金
無料
必要なもの
運転免許証などの身分を証明できるもの
見学におすすめの時期
エアコンがあまり効いていない場所を移動するため、暑くも寒くもない時期をおすすめします。
アクセス
- 新整備場駅から徒歩2分
集合場所は、「JALメインテナンスセンター1」というところになります。
最寄駅は東京モノレール新整備場駅。
浜松町駅からは21分、羽田空港第1ビル駅からは1分です。
快速・区間快速は停まりませんので、各駅停車に乗ってください。
また、新整備場駅とよく似た名前の「整備場駅」がありますが、こちらではありません。
必ず、羽田空港国際線ビル駅と羽田空港第1ビル駅の間にある新整備場駅で降りましょう。
何時に来ればいいの?
開催時間の30分前から受付が始まります。
この受付が始まる時間に合わせて到着するのがよいと思います。
なぜならコース概要は航空教室約30分+展示エリア約30分+格納庫見学約40分となっていますが、実際には航空教室約30分+休憩約20分+格納庫見学約50分であり、展示エリアを見学する時間が別個に取られていないからです。
1階エントランスにて受付
敷地内に入ると、警備員さんが「工場見学の方はあちらです」と教えてくれます。
あいさつをして、そのまま建物の中へと進みましょう。
すぐに受付カウンターがあるので、ここで身分証明書を提示します。
予約した本人かどうかの確認ができたら、ORコードのついた入館カードが渡されます。
入館カードにはストラップがついているので、常に首から下げておいてください。
すぐ横のゲートにQRコードをピッとタッチして進むと、その先にエレベーターがあります。
展示エリア
エレベーターに乗って3階まで行くと、展示エリアに辿りつきます。
航空教室が始まるまでゆっくりと見学。
でもその前に、航空教室が行われる部屋へ行って席を取っておきましょう。
▼お仕事の紹介
飛行機を誘導する仕事の疑似体験やVRもあります。
▼(私が好きな)US-2のご先祖様
▼日本航空の大年表
▼歴代の制服
▼Imperial Flight (皇室フライト)
こちらの部屋は撮影禁止になっています。
昭和50年に天皇皇后両陛下がご訪米された際の貴重な資料などが展示されています。
▼記念切手
その時に発行された記念切手(私物)
航空教室
航空教室での説明と、格納庫見学の案内をしてくださるのは、パイロット、航空整備士、客室乗務員などの経験者。
航空教室では、展示エリアの紹介、飛行機の重さや飛ぶ高さ、羽田空港のことなどについて学びます。
羽田空港には4つの滑走路があり、その日の風向きによって滑走路を使い分けているそうです。
1日に1240回ものフライトがあり、2~3分おきに飛行機が飛んだり降りたりしています。
これは山手線と同じ間隔なのだそうです。
ボーイング社提供の「飛行機ができるまで」の倍速映像が面白かったです。
休憩
格納庫見学に行く前に、20分の休憩があります。
この間にお手洗いを済ませたり、引き続き展示エリアの見学をしたりします。
グッズも売っているので、覗いてみるのもいいと思います。
格納庫見学
15名程度のグループに分けられ、1グループにつき1人の担当者が付きます。
まずは第一格納庫から。
▼第一格納庫
一定の飛行距離または日数を超えた飛行機に対して長期のメンテナンスを行う場所だそうですが、この日は空っぽでした。
SHIPは「船」のことですが、ここでは飛行機を意味します。
船の場合と同じ用語を使っているそうです。
整備士さんの手作り。
ラジコンなので滑走路を走らせることも可能なようです。
▼通路
通路を通って、第二格納庫へ。
この通路はドラマのロケによく使われているそうです。
▼第二格納庫
ここでは日々のメンテナンスを行っています。
政府専用機の整備に立ち会えた方はとてもラッキー(この日はロシア訪問中で不在)。
来年度から政府専用機の整備はANAが行うことになるので、今年度限りで見納めになります。
メンテナンスが終わって動き出した機体。
扉も動いていました。
▼ボーイング787
▼運転の練習中
▼川崎の工業地帯
▼消防車
▼日本初のジェット旅客機「富士号」の機首部分
空の貴婦人と呼ばれていました。
この当時は着物で機内のおもてなしをしていたそうです。
▼三輪車
以上で見学は終わりです。
現在パイロットの数が不足しているようなので、なりたい人がいたら今がチャンスかもしれません。
めがねで矯正していてもパイロットにはなれるそうですが、問題は聴力。
ヘッドホンで大音量の音楽を聴くことに慣れてしまうと、聴力が弱ってしまい、試験に引っかかってしまうことがあるそうなのです。
▼エントランス
帰りもゲートでQRコードを読み取らせます。
入館カードおよびストラップはお持ち帰り可。
ストラップは全10色あるそうなので全色制覇してみるのもいいかもしれませんね~。
JAL工場見学の基本情報
名称 | JAL工場見学~SKY MUSEUM~ |
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住所 | 〒144-0041 東京都大田区羽田空港3丁目5-1 |
TEL | 03-5460-3755 |
時間 | 10:00~17:40 |
料金 | 無料(完全予約制) |
駐車場 | なし |
交通機関 | 浜松町からモノレールで21分 |
HP | https://www.jal.co.jp/kengaku/tour/ |