秋晴れの稚内・礼文島・利尻島を堪能してきた-2日目礼文島・利尻島-【北海道・日本最北端】

前回の続きです。

2日目はフェリーで礼文島・利尻島に向かいました。

 

 

2日目の行程

 

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2日目の行程はこんな感じ。

 

稚内から礼文島へ

 

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失くしたらすべてがパァになるとても大事なチケット。

6:40稚内発~8:35香深着、約1時間55分の船旅です。

 

▼稚内港フェリーターミナル

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出発時間より前に到着しておかないと、フェリーに乗れなくなってしまいます。

大体5分前にはシャッターが下ろされていました。

 

▼出航

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かなり早いスピードで岸から遠ざかっていきました。

 

▼海上保安庁の巡視船

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▼利尻山

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▼フェリー内の様子

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2等イス席。

フェリーの種類によってはカーペット敷きのスペースしかないタイプもあります。

 

▼礼文島

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礼文島に到着です。

読書をしたり海を眺めたりしているうちに着いてしまいました。

波の高さが1mと穏やかだったので船酔いもありません。

 

▼香深港フェリーターミナル

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ターミナルを出ると、宗谷バスのバスが4台止まっていました。

クラブツーリズムのツアー客用が2台、阪急交通社のツアー客用が2台です。

先週は13台だったそうです。

観光シーズン真っただ中だと、もっとすごいことになるとか。

バスガイドの数も足りなくなり、網走や沖縄から応援を呼ぶと言っていました。

当然フェリーの中も人で溢れかえり、カーペットの上で横になることも出来なくなるそうです。

 

バスガイドさんが稚内・礼文島・利尻島・稚内で計4回変わりました。

礼文島地区担当のバスガイドさんが大変お話好きな方で、礼文島のことをいろいろ教えてくれて楽しかったです。

冬は観光客が少ないため別の仕事をされているそうで人と話す機会が減ってしまい、だからこそ観光シーズンの今は「しゃべらせて」と宣言し、ひたすらお話をされていました。

 

礼文島

 

  • 別名「花の浮き島」と呼ばれ、5月~9月(特に6月~7月)には300種類以上の高山植物が咲き誇る
  • 「風の島」とも呼ばれるほど風が強い
  • 礼文島にしか咲かない「レブンアツモリソウ」は5月下旬~6月中旬に開花
  • アイヌ語「レプンシリ」意味「沖の・島」

 

礼文島でも道が空いていてサクサク観光できそうだということで、予定にはなかった桃台猫台展望台・うにむき体験センターにも連れていってもらいました。

 

桃台猫台展望台

 

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桃台猫台展望台から桃岩・猫岩・地蔵岩を眺めます。

ここで、飛んでいる姿が雪のように見える「雪虫」が発生していました。

雪虫が姿を見せたら近いうちに雪が降るのだそうです。

 

▼桃岩

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▼猫岩

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▼地蔵岩

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場所を説明する時、バスガイドさんが「アイロンの裏側」のような形と説明していました。

確かにそんな形に見えます。

 

▼トレッキングコース

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▼ユースホステル「桃岩荘」

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古くからあるユースホテル。

昔はここしか宿泊できる場所がなく、礼文島に来た人はみんなここに泊まっていたそうです。

宿泊者がフェリーターミナルに到着した時は大漁旗で出迎えてくれて、帰る時には歌と踊りでお見送りしてくれるとか。

かなり変わったユースホテルなので、また泊まりたいというお客さん、もう二度と泊まりたくないというお客さんで意見が真っ二つに別れるそうです。

 

うにむき体験センター

 

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残念ながらウニの採取は9月で終了。

10月からはアワビが採れるそうです。

 

▼ほっけの燻製

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お土産の一番人気。

 

▼久種湖(くしゅこ)周辺

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淡水湖。

年中吹き荒れる偏西風と明治時代に起きた二度の山火事により、礼文島では背の高い木が少ないそうです。

 

澄海岬(すかいみさき)

 

  • 礼文島の西北部にある岬

 

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以前は海中公園予定地と呼ばれていましたが、条件が整わずに断念。

名前を公募して澄海岬となりました。

中島みゆきさんの歌「銀の龍の背に乗って」のPVが撮影された場所でもあります。

 

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柱状節理。

 

▼高山植物

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↑ これが25年くらい経って

 

↓ こうなります。

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国立公園なので植物の採取は禁止です。

 

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▼漁に使うやつ

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▼西海岸

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礼文島は縦に長い島です。

西側は断崖絶壁になっており、道路がないため今来た道を戻るような形になります。

 

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この道も冬は除雪車が通らないのだとか。

このあたりは島の北側になりますが、ここに住んでいる人たちは南側にも家を持っていて、冬になるとそちらに引っ越していくのだそうです。

 

▼猟師の浜下さん宅

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他の住民が引っ越していく中、こちらの浜下さんだけは冬場もここに一人で暮らしているそうです。

決して変わり者だからというわけではなく、ニシン漁に出て遭難した漁師仲間を弔うためなのだとか。

 

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スコトン岬

 

  • 礼文島最北端の岬
  • アイヌ語「シコトン・トマリ」意味「大きな谷にある入江」

 

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▼トド島

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運がよければトドやアザラシが見えます。

かつて人が住んでいた時期もありましたが、今は無人島。

灯台のランプは長期間交換しなくてもいいやつです。

 

▼民宿

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▼利尻昆布

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▼昆布ソフト

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お土産屋さんは4月~10月までの営業です。

 

▼最北端のトイレ

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金田ノ岬

 

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スコトン岬から写真にある金田ノ岬へ向かいます。

遠いように見えても車で15分くらいの距離。

 

▼利尻昆布

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採ったら密漁になってしまいます。

 

▼昼食

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うにはシーズン外のため、蒸してあるものが提供されました。

生のより好きかも。

 

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運がよければこの辺りにもアザラシが現れるそうですが、今日はいませんでした。

大声をだして脅かしたりするといなくなってしまうそうです。

 

日食観測記念碑

 

  • 1948年5月9日に金環日食を見ようと日米の科学者が1500人集まって観測が行われた場所

 

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これにて礼文島観光は終了。

次は利尻島へ向かいます。

 

▼利尻山

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なんだか雲行きが怪しい感じ…。

 

礼文島から利尻島へ

 

13:25香深発~14:10鴛泊着、約45分の船旅です。

カーペット敷きのスペースしかないタイプのフェリーだったので、横になって昼寝をしていたらあっという間に着いてしまいました。

ここでもバスは4台。

 

フェリーの窓から利尻山を確認してみると、やっぱり雲がかかっていました。

残念!

午後より午前の方が見える確率が高いそうです。

そして礼文島で高山植物が見頃を迎える季節にはくもりがちの天気が続くため、利尻山を一度も見ないまま帰っていく観光客も多いとか。

そんなこともあるので、利尻山は見える時に見ておいた方がいいとのこと。

 

▼鴛泊港フェリーターミナル

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利尻島

 

  • 山裾が海岸まで続き、島のどこにいても雄大な利尻山の姿を眺めることが出来る
  • アイヌ語「リ・シリ」意味「高い・島」

 

フェリーターミナルに一番近い姫沼から時計回りに島を1週します。

 

姫沼

 

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駐車場から姫沼には丈夫な吊り橋を渡ってすぐです。

 

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紅葉をじっくり楽しむ前に風で葉っぱが飛ばされてしまうことが多いそうです。

 

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天気がよければ目の前に利尻山が見え、水面に映し出されます。

 

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姫沼の周りを1周。

大体15分くらいです。

 

バスガイドさん曰く、「姫沼というからには何か伝説があるのですか?」とよく聞かれるそうですが、伝説とかは特にないそうです。

強いて言うなら昔ヒメマスが釣れたことくらいだとか。

 

▼湾内大橋

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サイクリング専用の橋です。

せっかく整備したのに利用者が少ないとバスガイドさんが嘆いていました。

 

オタトマリ沼

 

  • 2018年8月に天皇皇后両陛下が利尻島を訪問された際、散策された場所
  • 白い恋人のパッケージにも採用されている

 

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風が強く雲の流れが早いです。

もうちょっとで山頂が見えそうなのに、ここから雲がどいてくれません。

 

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両陛下のご訪問にあわせて1ヶ月かけて整備したのでとても綺麗。

 

▼ホタテ

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▼Mt.Rishiri

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仙法志御崎公園(せんぽうしみさきこうえん)

 

  • 利尻島最南端にある公園

 

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ようやく山頂が見えました!

さっきまでは東側にいて、こちらは南側。

東側が曇っていても南側からは見えることもあるそうです。

 

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山裾まで見える絶景スポット。

 

▼アザラシ

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今の時期は柵しかないです。

夏の間、稚内の水族館からアザラシを期間限定で借りていて、ふれあいを楽しめるそうです。

 

▼夕日

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夕日も綺麗です。

 

▼カモメ?

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駐車場で移動式のパン屋さんがお店を開いていて、そこのパンを狙っているっぽい様子でした。

 

近くに漁業共同組合が経営しているお店があり、利尻昆布ラーメンをどこよりも安く買うことが出来るそうです。

 

北のいつくしま弁天宮

 

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寝熊の岩

 

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利尻島に106年ぶりに上陸したヒグマは、7月を最後に目撃情報が途絶えたそうです。

 

人面岩

 

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夕日

 

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水平線に沈んでいきます。

 

以上で2日目の観光も終了。

ホテルあや瀬に向かいます。

バスガイドさんが親切な方で、ホテルに一番近いセイコーマートの場所をアナウンスしてくれました。

 

ホテルあや瀬

 

新館と本館があります。

テレビはブラウン管。

天気のいい日はホテル屋上で星空観賞ツアーを開いてくれます。

 

▼室内

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オートロックではないので鍵はしっかりかけましょう。

 

▼バスルーム

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▼夕食

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夕食は18:30から。

稚内に来たら食べたかったたこしゃぶがあります。

大人の事情でいくらがのったご飯は1杯まで。

 

▼大浴場

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24時間利用可能。

お肌がツルツルになって気持ちいいです。

お湯の温度は高め。

 

▼リシリア

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環境省の名水百選に選ばれた日本最北端の名水。

 

▼朝食

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朝食は7:00から。

 

▼外観

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出発時間の8:10にはまだまだ時間があるので散歩に出かけます。

 

▼利尻山

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雪が積もっていました。

 

稚内地方気象台が2018年10月13日に利尻山の初冠雪を観測したとのニュースがありました。

でも実はそれより前の9月にも雪が降ったことを、地元住民が目撃していたそうです。

初冠雪には定義があって、山麓の気象官署から確認できなければいけないのだとか。

ところが、初雪が降った日は早朝で、しかも山頂が雲に覆われていたため気象官署からは確認できず、晴れてきた頃にはすでに雪が解けてしまっていたことから、初冠雪とはみなされなかったという経緯があったのでした。

 

▼マンホール

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▼セイコーマートのコーヒー

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ホットもアイスもワンサイズ100円です。

 

3日目に続きます。

www.shiratabihashi.com