日本橋七福神めぐりをしてきたので紹介します。
お正月(1月1日~7日)には巡拝用の色紙や宝船をいただいて各神社を巡る「日本橋七福神詣」が大変な人気のようですが、今回お参りしたのは年に何回かある3連休の最終日。
特に混雑はしておらず、ゆったりとした時間が流れていました。
- 日本橋七福神めぐりの特徴
- 小網神社(こあみじんじゃ)-福禄寿・弁財天
- 寳田恵比寿神社(たからだえびすじんじゃ)-恵比寿神
- 椙森神社(すぎのもりじんじゃ)-恵比寿神
- 笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)-寿老神
- 末廣神社(すえひろじんじゃ)-毘沙門天
- 松島神社(まつしまじんじゃ)-大国神
- 茶の木神社(ちゃのきじんじゃ)-布袋尊
- 水天宮(すいてんぐう)-弁財天
- 日本橋七福神めぐりコース一例
日本橋七福神めぐりの特徴
- すべて神社で構成されている
- 日本でいちばん短時間で巡拝できる
- 七福神なのに8つの神社がある
神社に置いてあるパンフレットには7つの神社が、公式HPには8つの神社が紹介されています。
- 小網神社-福禄寿・弁財天
- 茶の木神社-布袋尊
- 水天宮-弁財天
- 松島神社(大鳥神社)-大国神
- 末廣神社-毘沙門天
- 笠間稲荷神社-寿老神
- 椙森神社-恵比寿神
- 寳田恵比寿神社-恵比寿神
このうち寳田恵比寿神社は含まれたり含まれなかったりするようですが、「八」という数字は末広がりで縁起がいいし、また巡拝コースから大きく外れるわけでもないので、いっそのこと全部回ってみるのもいいかと思います。
出発点は特に決まっておらず、最寄りの駅は水天宮駅、人形町駅、浜町駅、小伝馬町駅…など選択肢はいろいろ。
私は茅場町駅からスタートしました。
小網神社(こあみじんじゃ)-福禄寿・弁財天
まずは一番近いところにある小網神社へ。
健康長寿の福禄寿と財運向上・学芸成就の弁財天。
社殿(昭和4年建立)が戦災を免れたり、同神社のお守りを受け戦地に赴いた兵士全員が無事帰還したことなどから、「強運厄除の神」としての信仰も集めています。
こじんまりとした神社ですが、次から次へと参拝者が訪れていました。
▼銭洗い弁財天
寳田恵比寿神社(たからだえびすじんじゃ)-恵比寿神
次は寳田恵比寿神社。
年に一回開かれる「べったら市」の準備中らしく、提灯がずらりと並んでいました。
「べったら市」は、“べったり運がつく”と元禄時代から人気です。
椙森神社(すぎのもりじんじゃ)-恵比寿神
田原藤太秀郷の平将門の討伐祈願や、太田道灌の雨乞い祈願などの記録も残る古社。
宝くじ祈願の参拝者も多いとのこと。
こちらも「べったら市」の準備中。
笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)-寿老神
日本三大稲荷のひとつ、茨城県・笠間稲荷神社の東京別社。
五穀・水産・殖産興業の守護神。
末廣神社(すえひろじんじゃ)-毘沙門天
遊郭・吉原の氏神様として信仰された神社。
勝運向上、病気平癒、厄除け、財運向上、福徳繁栄など。
松島神社(まつしまじんじゃ)-大国神
かつてこの辺りが入り海だった頃、松の木が繁った小島が存在してたそうです。
「良夢札」というお札をいただくことができます。
枕の下に入れて眠ると良い夢が見られ、しかもそれが正夢になるのだとか。
茶の木神社(ちゃのきじんじゃ)-布袋尊
「お茶ノ木様」と呼ばれ、町内の人々に親しまれている。
防災・生産の神様。
水天宮(すいてんぐう)-弁財天
最後は日本橋七福神を代表するお社、水天宮です。
安産・子授のお宮として超有名で、毎月の戌の日には入場制限が行われることも。
▼狛犬
▼末社
▼宝生弁財天
▼子宝いぬ
▼本殿
▼入り口
以上、小網神社→寳田恵比寿神社→椙森神社→笠間稲荷神社→末廣神社→松島神社→茶の木神社→水天宮の順で回りました。
小網神社と水天宮が有名かなーと思い、最初と最後に配置。
しかしながらご由緒などを読んでみると、どの神社もそれぞれしっかりとした個性があって面白かったです。
まちの風景に溶け込みすぎていて、歩いていると突然目の前に現れる印象(ただし水天宮は除く)。
日本橋七福神めぐりコース一例
すべてを回ってかかった時間は約1時間30分くらい。
老舗の多い界隈なので、あちこちお店を覗きつつ、お散歩がてら気軽にお参りできるコースです。